05/11 合同ゼミ「就活とは」

 今回のゼミでは、パーソルキャリアの人事の方から、まさに大学3年の私達が今から直面する"就活"についてのお話を聞いた。

 

 この話を聞く前の私の就活のイメージとしては、大学生の一大イベント。そう、イベントとして就活を考えていた。

 

 今回の話としては、

1、いわゆる就活とは

2、人事の方が見ているポイント

3、求めるスキルの変化

4、大切なこと・重要なこと

 

 まずは1、いわゆる就活とは

そもそも私は就活って、エントリーシート出して、何度も面接して、みたいな本当にぼんやりとした感覚しか持っていなかった。

 今の時代の就活傾向としては、面接は早くて、就活期間は長い。

また、ここ2年間は3月から会社説明会が始まり採用試験があり、内定。という流れだが、私たち2020年卒はもしかすると、12月解禁の前倒しになるかもしれないし、さらには解禁日というものがなくなるということも予想されているそうだ。

このため、常に就活情報にアンテナを張ることが必要だと思った。

 

 2、人事が見ているポイント

 コミュニケーション能力、論理的思考など会社によって求めることは変わってくるそうだ。

また日本の新卒採用では、"ポテンシャル採用"

つまり、即戦力よりは、その人がこの会社に入るとどれだけ伸びるかという部分を見られている。

この際に、学生生活の経験(バイトリーダーをしていたなど)はアピールポイントにはならない。

この経験は、どのように役に立つのか。という部分が重要である。

 

 また面接では、主に3点の人間性を見られている。

1、志向性:仕事に対してどういう捉え方をしているのか

2、資質・マインド:例えばこの人はどんな時に心が折れるのかなど

3、能力

すなわち、価値観✖︎行動特性を見ている

 

 

3、求めるスキルの変化

 近い将来に、企業寿命く人間寿命になる。

また現在存在している仕事は、50%AIが支配すると言われている。

2045年シンギュラリティ:人工知能が発達し、人間知性を超えることによって人間生活に大きな変化が起こること。

 

 また軽くは知っていたが、日本は少子高齢化で働く人口が圧倒的に少なく、労働環境は決して良いものではない。

この結果として、仕事に対して熱意溢れる人はわずか6%しかいない。さらにやる気のない社員は70%もの比率となっている。

こんなにも多い現代の労働状況を見てしまうと、少し就職したくないな〜というネガティブな考えも浮かんでしまった。

ちなみに、調べると米国は32%と断然高く、日本は世界的に見ても最下位レベルである。

 

 しかし、自分の将来がこの6%になるために、しっかり企業分析、自己分析をしようと思えた。

この働くを楽しめている定義として、Q12(キュー・トゥエルブ)というものがあるそうだ。

気になったので調べてみると、

Q1:職場で自分が何を期待されているのかを知っている

Q4:この7日間のうちに、よい仕事をしたと認められたり、褒められたりした

Q10:職場に親友がいる

などの12この質問があり、これって全部職場の人間関係じゃない?仕事内容関係なくない?と思った。

日本は、個人が膨大な仕事量や、変な気遣いのせいで、いっぱいいっぱいなのかなと感じた。

 

4、大切なこと・重要なこと

 まず、就活をする上で大切なことは、これらを排除することだ。

・周囲の期待に応える

・自分の得意、不得意で決める

・就活をイベントと考える

 

就活をする上で必要なことは、これらを徹底すること。

・自己理解:自分を認め、理解し、相手に伝える

・市場理解:自分はどういう場に身を置くべきなのか

・企業理解:ビジネスモデルを知る、その企業のリアルを知る

 

自分はどんな特性があり、どんな人間なのか。

なぜそのような特性があるのか、きっかけは。

例えばなに?

だからこんな人間である。

認める→言語化→開示

 

最後に、グループディスカッションで、1分間喜怒哀楽を全く知らない3人へプレゼンをして自分を分析してもらった。

予想と結果はどちらも同じで、"エクスプレッシブ"だった

エクスプレッシブの特徴は、

・気持ちや考えを素直に表す

・直感的に行動する

・刺激を求めるなど

 

まさに、自分!って感じだと思った。

 

メモ

企業数:約400万〜440万社

新卒採用社数:約3万社

職種:約17,000種

インターン募集社数:27,000社